今年の夏は暑かったです。
関東や名古屋、大阪ほどでないにしても仙台市内も熱波が吹きました。平均気温が1,5℃高かったなんていう話さえ真実味が出てきます。
不思議です。この酷暑にも関わらず今夏、電力不足が語られることがありませんでした。原発は稼働していないのに節電の話はなく。静々と川内原発の再稼働の準備が進むだけの夏でした。
実際、もう電力不足は発生しないらしいのです。その理由はメガソーラー発電施設と高効率の天然ガス発電所の稼働と説明されています。
確かに、全てのつじつまが合っています。この場は原発の賛否を論じる所ではありませんし、私は反原発でも脱原発でもありませんので、原発の話はここまでにします。
核心はあれだけ頼りないと言われていたソーラー発電が気付けは原発10基分の発電を賄うまでになっていたという現実です。世の中、やってみなけりゃ分からないことが沢山有りますが、確かにそのようです。犬猫達に嗅覚や牙、夜間でも使える視力という得意技が有るように人には発達した大脳がありますが、この大脳には考えすぎたり、人の話を理屈だけで信じてしまう困った癖があるようです。停滞した時代だからこそ、勘や行動しながら考えることが必要なようです。