今年の6月12日、「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正案が成立しました。
この改正で変更されたところはいくつかありますが、飼い主さんに大きく関わってくるところとして、マイクロチップの装着の義務化というのがあります。

　マイクロチップは今でもペットショップから購入した子犬や子猫はほぼ装着していると思いますが、今飼っていて装着していない犬や猫も、装着の努力義務があることになります。
　努力義務ということで、装着はしなくても罰則は無いけれど、出来るだけ装着した方が自分にも社会的にも良いのでするようにしましょうというものです。
　
　マイクロチップはチップの中に内蔵された15桁の数字を専用の機械で読み取ることで、装着時に登録した所に連絡が取れるようになるので、迷子になった犬や猫が保護されたときに、家に帰りやすくなる利点があります。
　太い針でブスっと刺すので、ちょっと痛いです。もし去勢や避妊、スケーリングなどの健康体で麻酔をかける必要が近くある時には、その時に一緒にするのが良いかと思います。
　
　まだ、マイクロチップ装着してない子については、どうぞ病院でご相談ください。

文責：梶太郎