Will動物病院グループ

AI(人工頭脳)社会を考えてみるⅡーⅠ

以前、AIによって将来の動物病院がどう変わるのかを考えてみました。確かに便利で賢い世の中になっていくのでしょう。
が、です。それ以上にAIと付き合うっていく我々とって大変な世の中になりそうな気がします。
「大変だ!!」の一番はGoogleのアルファ碁が韓国ナンバーワン棋士のイ・セドルに4勝1負で対局に勝ってしまった事実です。
この時、「デープラーニング」という言葉が広く出回りました。デープラーニングの事はよく分かりませんが、このデープラーニングを備えたPC同士が碁を指し合うと、凄いスピードで碁を学習していくという結果には驚愕です。疲れない・集中して作業が出来る・作業スピードが最初から人とは異次元に異なるわけですから、人間同士なら半日かかる一局を分単位?(もっと短い時間かもしれません)で終わらせ、且つ学習していくわけです。
実際、アルファ碁が打つ手は、プロの棋士をして困惑させるようなこれまでには無い指し手でした。アルファ碁同士で新たな手を作ったのでしょう。
二番目はSoftBankの孫さんによるイギリスのソフト製作会社の買収です。孫さんは「ARMSの買収により、全てを繋ぐ社会が実現出来る」と仰っています。全てをPC内蔵の機械全てとすると。車から家事作業をするPC内蔵の機械・機具、市内の監視カメラまで全てが繋がるわけです。得られる=作られるデータは、現在のビックデータの枠組みを大きく越えます。
便利で快適な世界の実現です。
それは、AIと人が連帯した効率性が効いたエネルギー社会の実現となります。
しかし、その社会は人間の数がそれほど必要ない近未来の世界に見えてきます。

文責 千葉 剛