Will動物病院グループ

獣医師寿命

昨日、動物病院全般のコンサルティングをしている会社の社長さんから『個人経営の病院が売りに出ているんですが、購入しませんか?』と電話がありました。そちらの方は全く疎いので、早速コンサルティング会社のホームページを開いてみると、全国に沢山の売り動物病院があります。
基本、院長先生が高齢で継承者がいない病院なのですが、結構50代の方で年齢問題を理由に、経営を断念している方がいます。50代と言えば働き盛りと考えてしまうのですが、様々な問題を抱えている同世代がいることに愕然です。
仕事を始めた時は、『何歳までやるか』など考えもしませんでしたが、40代以降の同業者が集まると将来設計として、何歳までやりたという話は出ます。60代の先生方であれば、より明確です。そういう場での私は当然聞き役。跡取りも居ませんが、飼い主さんの多くが同世代かそれより上の皆さんですので、自然に患者さんが来なくなってクローズと考えて、もし患者さんが少なくなった時点で『まだまだやりた~い』 となれば大型病院を作り、受付の前に机を構え、個別受付前の『総合受付』と称して総合案内をすればいいかなとも考えています。お金と時間はありませんが、自分の締めくくりを自分で決めれる自営業唯一の利点です。
ここで問題発生、獣医になったのは牧場で牛飼いをするのがそもそもの目標。このままでは初期目標を達成出来ません。俺も人生設計しないと。

文責 千葉 剛