Will動物病院グループ

動物病院においての輸血について

動物病院の輸血と言うと一般的にどんなイメージでしょうか?

飼い主さんにはよく動物に血液型があるの?と聞かれる事があります。また、詳しい飼い主さんだと犬のDEA分類まで知っている方もいたりします。

ただ、人間の日赤にあたる組織の無い動物病院にとって輸血は頭の痛い課題です。10数年前に、事業化しようとした会社が北陸にありましたが早晩頓挫しました。

私達はグループ病院を、運営している強みで輸血犬及び、輸血猫を専用施設で飼育しています。

ここまで書くと、普通の事の様に感じられるかも知れませんが、動物病院と人の病院との絶対的な違いがここにあります。人の輸血は善意で支えられ、動物病院は彼ら・彼女らの存在で支えられているからです。

私の病院が飼育施設に一番近いことから、供血犬・猫の管理は当院の看護師さん達がしています。彼女達の管理は強力です。獣医さん達の無理は通しません。看護師さん達は輸血される側も血液を提供する側も平等にみます。この善意が、動物病院の輸血を支えているのです。

文責 千葉 剛