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同行避難訓練キャンプについて

同行避難訓練キャンプについて

10月20日(土曜日)に岩沼市にて、宮城県獣医師会中央支部の主催した同行避難訓練キャンプに参加しました。
  キャンプ地にペットと一緒にやってきて、テントを組み立てて、カレー作り。寝るまでの空いた時間で、段ボールやゴミ袋でスリッパやカッパを作る方法を楽しんで学んだりをしました。
これは、災害時の避難において家族の一員であるペットを連れて避難することをキャンプとして事前に体験して、同行避難に必要なことを学んでもらうと、一般の人が参加出来る企画で、なんと震災前からもう10年も毎年行っているそうです。

 同行避難とは、災害時にペットと共に避難所へ安全に避難することです。避難所で一緒にいられるとは限りません。その避難所にペットと一緒にいられるスペースを用意できるとは限らないため。避難所では動物たちは別の所に集められたり、飼い主さんが避難所の外に場所を確保したりすることのほうが多いと思います。
 それでも、一緒に避難することでペットが行方不明になったり衰弱するのを防ぐことができるし、放置されて逃げたりしたペットが他のヒトへの危害を加えたりすることを防ぐことができます。
 ペットを飼っている人、飼っていない人どちらにとっても安全になるため、同行避難は推奨されています。
 ペットを飼っていくなかで、災害にあってもペットが辛い思いをしないように、以下のことは最低しておきましょう
 たくさんのペットたちと同じ場所で生活しても大丈夫なように、ワクチン接種やノミ・ダニ駆除対策を行いましょう。
またマイクロチップや鑑札札、迷子札の装着も必要です。
他にもしつけをちゃんとするなどありますが、出来ることはして、いざというときに備えておきましょう。
 最後に、環境省は「被災動物の救護対策ガイドライン」をまとめています。詳しくは以下のページを確認して、災害が起きても大丈夫なように用意しましょう。

ペットとの避難において

文責:梶太郎

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