Will動物病院グループ

AI(人工頭脳)社会を考えてみるⅡーⅡ

とんでもない発想コラムの2回目です。
前回はAIのデープラーニングとソフトバンクの孫さんが買収したARMSが付く近未来社会は人口減の社会になりそうだという所まで書きました。
続きです。何故そうなるかと言いますと…
一般的にAIの進化は「2045年問題」と言われる。AIが人の能力を超える事が問題視されています。
実際、もっと早く超えるのではないでしょうか。
「神はご自分にかたどって人を創造された」と言う言葉があります。2013年のアメリカ映画「her」のように神ならぬ我々も人間仕様のアンドロイドを作るかも知れません。創るかどうかは別として、既にイメージとして2次元系は存在していますので、人間以上に人間らしい存在は造るでしょう。
そうなりますと草食系となった我らの同胞は益々バーチャルの世界に入っていくのではないか!?という心配が先走ります。
これからの日本、カップル毎の出生数は基本二人、二人、二人、二人、時々三人、時々一人位でないと困ります。「プライベートな事に口をだすな」はもっともですが、口を出してしまう昭和生まれです。
人口を左右する因子は将来に対す考え方と宗教、経済力です。日本は宗教色が薄いので、経済と将来に対する考え方が主でしょうか?
かつてマルサスは人口は幾何級数的に増加するが、それを養う食料は算術的にしか増加しないと述べました。要は人口は爆発的増加するが、それを支える食料はゆっくりにしか増加しないというものです。これを現代に当てはめると「若者(男の子)に経済力を付けてあげないと幾何級数的にバーチャルに走る男子が増え、算術的に日本の人口は減り続ける」となるのではないでしょうか。
AIはAIとして、コミニケーション大好きな生身の人間を増やしていく必要ありです。

文責 千葉 剛