Will動物病院グループ

懐かしき時代の話

明けましておめでとうございます。本年も当病院グループをご愛顧頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
今年初めてのお話を一つ致します。年末に同窓の友人から連絡が入りました。長崎県獣医師会のホームページに、かつて私がブリーディングしたアイリッシュ・セッターの写真がアップしてるという旨。
何十年も昔のことで、長崎には3頭行ったことは記憶していても、どの様な方にお譲りしたかなどは記憶の片隅にも???です。
ホームページをチェックすると、『ごつい顔』確かに我が家のアイリッシュの系統です。あぁ~懐かしいな~、仕事を始めて5年程はアイリッシュが居たのですが、多忙、引越の繰り返し、今は小型犬へと代わっています。大型犬は一戸建てじゃないと飼えないので、仕方がないのですが、あぁ~何か寂しいな~
1980~90年代は大型犬の時代でした。ハスキー、ゴールデン、ラブ、バーニーズ、ピレネーが普通にいました。狭い待合室に、大型犬がギュウギュウ状態でいる。何とも壮観です。
今はグレートデンを診るなんて、年に数回程度です。小型犬全盛の時代、若い獣医さんは臨床現場デビュー前に大型犬に触わる経験をしているのでしょうか?大型犬、小型犬それぞれに良さがあります。小型犬の可愛いさ・自己主張、大型犬の包容力・存在感。この違いが大切なのです。

文責 千葉 剛